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抜歯をしない歯医者は本当に良い医者なのか

良い歯医者を見極めるために言われていることは、よく抜歯をしないところだと言われています。日本の歯医者というのは歯科先進国に比べて、すぐに抜歯を検討することが多いと言われており、抜歯する歯医者は危険だというような認識が広まりつつあります。そのため、抜歯を持ち掛けられて、ここはよくない歯医者だったと結論を出す方も多いですが、実は抜歯にも当然ながら意味があります。もちろん、軽度の虫歯などで抜歯を進める歯医者は論外ですが、進行状態によっては抜歯を行わないと他の歯や歯茎などにも影響を与えることがありますので、抜歯が必ずしも悪であるとは言えません。良い歯医者というのは、抜歯を行う際の理由を説明したり、患者さんに抜歯の必要性を説明して納得してからの治療に進みます。必要性があると説明されても納得できない場合もありますので、歯医者においてもセカンドオピニオンというのは大切で、他の歯医者でも同様の説明を受けた場合には抜歯の必要性が非常に高いと言え、抜歯イコール悪い歯医者だと紐付けは避けるべきでもあります。

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